リード使い閉じ込めか=死亡女児母親ら―埼玉県警

 埼玉県狭山市のマンションで顔にやけどを負った女児(3)が死亡しているのが見つかった事件で、保護責任者遺棄容疑で逮捕された母親の藤本彩香(22)、内縁関係の大河原優樹(24)両容疑者の関係先から、ペットをつなぐリードのようなひも状の物が押収されていたことが、捜査関係者の話で15日までに分かった。

 マンションの押し入れには、ひもを結ぶ形状の金具が取り付けられていたことも判明しており、県警は藤本容疑者らが次女の羽月ちゃんを押し入れに閉じ込めるなどして、日常的に虐待していた疑いがあるとみて調べている。