自民党は14日、性的少数者(LGBT)に関する課題を議論するプロジェクトチーム(PT)を近く設置することを決めた。LGBTへの差別解消に向けた対策を中心に検討する。

 同日の党政調幹部会合で、稲田朋美政調会長は「差別はなくさないといけない。自民党としてどう考えるかを議論すべきだ」と提起した。ただ、党内には同性婚を法的に位置付けることに慎重な議員もおり、一定の方向性が打ち出せるかは不透明だ。