15日、ニューヨーク証券取引所で作業するトレーダー(ロイター=共同)
共同通信社

 【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は急落し、前日比の下げ幅が一時430ドルを超えた。取引時間中としては約3カ月半ぶりに節目の1万6000ドルを割り込んだ。中国経済に対する不安拡大や原油安を嫌気して、投資家心理が悪化した。同日は東京市場で日経平均株価(225種)が約3カ月半ぶりの安値をつけ、欧州の主要市場でも軒並み下落し、世界的に株安が連鎖した。

 ダウ平均は午前10時40分現在、前日比320・16ドル安の1万6058・89ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は105・67ポイント安の4509・33。

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