岡崎が今季4点目で先制も…2位レスターは最下位相手に痛恨ドロ― | ニコニコニュース

今シーズン4ゴール目を挙げた岡崎慎司(中央) [写真]=Getty Images
サッカーキング

 プレミアリーグ第22節が16日に行われ、アストン・ヴィラと日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが対戦した。岡崎は2トップの一角で2試合連続の先発出場となった。

 首位アーセナルを勝点2差で追うレスターは、前節のトッテナム戦で苦戦を強いられながら1-0の勝利。同日引き分けたアーセナルと勝点で並んだ。最下位のアストン・ヴィラと対戦する今節も2トップにはイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと岡崎が入った。

 先にチャンスを作ったのはレスター。13分、左サイドでFKのチャンスを得ると、マーク・オルブライトンが右足でクロスを入れる。混戦の中からヴァーディがヘディングシュートを放ったが、ここはわずかに枠の左に外れてしまった。

 一方、アストン・ヴィラに決定機が訪れる。20分、レスターのDFロベルト・フートがバックパスの処理を誤り、リボル・コザークにボールを奪われた。コザークが角度のないところでGKと一対一になったが、ここはGKカスパー・シュマイケルがセーブ。こぼれ球を拾ったコザークが今度はマイナスの折り返しを出したが、味方にはつながらなかった。

 32分、エリア内左に進入したヴァーディがマイナスの折り返しを送ると、ゴール前に岡崎が飛び込んだが触れられず。ファーサイドに走りこんだリヤド・マフレズが左足でシュートを放つと、これがDFアリ・シソコのハンドを誘い、レスターにPKが与えられる。キッカーのマフレズがこれをゴール中央へシュートしたが、GKバンに防がれてしまい、追加点を挙げられなかった。このまま1-0でレスターがリードして前半終了を迎えた。

 後半立ち上がりはアストン・ヴィラがペースを掴んだが、なかなか得点までは持ち込めない。59分、レスターは岡崎を下げてリッチー・デ・ラエトを投入した。

 1点を追うアストン・ヴィラは66分、右サイドのジョーダン・アイェウがドリブルで相手DFをかわしてエリア右横深くまで持ち込む。アイェウがマイナスの折り返しを送ると、レアンドロ・バクナが右足でシュートを狙ったが、ここは得点にはつながらなかった。

 続く76分、エリア手前でパスを受けたルディ・ジェストゥードがトラップから強引に突破を仕掛ける。そのまま左足を振りぬくと、ボールはゴール右に決まり、アストン・ヴィラが同点に追いついた。

 同点とされたレスターも反撃に出る。79分、左サイドでボールを持ったクリスティアン・フクスがアーリークロスを入れる。DFヨレス・オコレがボールを触ったが、うまくクリアしきれず。あわやオウンゴールというシーンだったが、ここは惜しくも枠の左に外れた。

 このまま試合は1-1のドローに終わり、レスターは連勝を逃した。なお、岡崎は59分まで出場している。

 次節、レスターはホームでストークと、アストン・ヴィラは敵地でウェスト・ブロムウィッチと対戦する。

【スコア】


アストン・ヴィラ 1-1 レスター

【得点者】


0-1 28分 岡崎慎司(レスター)
1-1 76分 ルディ・ジェストゥード(アストン・ヴィラ)