【ウィーン共同】イラン核問題の最終合意をめぐり、イランのザリフ外相は16日、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表、ケリー米国務長官とウィーンで相次いで会談した。米欧の対イラン制裁の解除を定めた合意の履行宣言に向けた最終調整とみられる。ザリフ氏はイランのメディアに対し、制裁が16日に解除されるとの見通しを示した。

 イラン当局は16日、同国で拘束されスパイ罪などに問われた米紙ワシントン・ポストのテヘラン支局長ジェーソン・レザイアン氏やキリスト教の牧師、元米海兵隊員ら米国との二重国籍者4人を釈放したと明らかにした。

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