東京も大雪予想、交通警戒=低気圧急発達、暴風高波―気象庁 | ニコニコニュース

 前線を伴う低気圧が九州の南へ進み、17日午後は沖縄・奄美や西日本を中心に雨が降った。低気圧は急速に発達しながら日本列島の太平洋側を北上し、18日昼ごろに伊豆諸島付近に達する見込み。気象庁は大雪や猛吹雪、暴風、高波に警戒を呼び掛けた。

 関東甲信では18日未明から雪が強まり、東京23区などの平野部を含め、大雪になる所がある見込み。路面の凍結や交通の乱れに警戒が必要。国土交通省は「車での不要不急の外出を避け、運転する場合は早めに冬用タイヤやチェーンの装着を」としている。

 航空便も18〜19日に欠航や遅延が相次ぐ見通しで、日本航空はあらかじめ青森空港発着便の一部欠航を決めた。

 低気圧は18日夜に三陸沖に進み、強い冬型の気圧配置が21日ごろまで続く。19日からは日本列島の日本海側を中心に大雪となり、太平洋側の平地でも積雪が予想される。

 18日午後6時までの24時間降雪量は多い所で、東北60センチ、関東甲信50センチ、東海と北陸30センチ、北海道25センチ、中国20センチ。東京の多摩は15〜30センチ、23区は10センチと予想される。

 18日の最大瞬間風速は30〜35メートルと予想され、海上は大しけで波の高さが5〜8メートルの見込み。