体操クラブで教え子の小学5年の女子児童(11)に6カ月の重傷を負わせたとして、静岡県警清水署は18日、傷害容疑で静岡市清水区高橋、スポーツインストラクター寺尾直希容疑者(28)を逮捕した。また、暴行容疑で、父親でクラブを経営する同区山原の寺尾直之容疑者(53)を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。

 逮捕容疑は昨年8月1日午後2時半ごろ、同区の体育館で段違い平行棒を練習していた女児の足首を直希容疑者がつかみ、体を振り上げて落下させ左股関節脱臼の重傷を負わせた疑い。直之容疑者は、転落した女児の額を革製のプロテクターで数回殴った疑い。

 同署によると、同月下旬、女児の親から相談があった。