日本体操協会は18日、静岡市の体操クラブで指導していた女子児童(11)に対する暴行容疑で逮捕された元世界選手権代表の寺尾直之容疑者(53)について、協会の指導者登録を一時停止し、ジュニア強化部員の役職を解任すると発表した。日本オリンピック委員会のオリンピック強化スタッフの登録も取り消す。

 寺尾容疑者の長男で、女児への傷害容疑で逮捕された直希容疑者(28)についても、指導者登録を一時停止する。渡辺守成専務理事は「司法における事実確認がされた後に、協会としての処分を行う」と語った。 

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