菅義偉官房長官は19日の参院予算委員会で、昨年の訪日外国人数が過去最多を更新したことを受けて上方修正する新たな目標について、「3000万人か、3000万人超えを目指すのか、年度内に結論を出したい」と述べた。

 菅長官はこの後の記者会見で「ビザ緩和、免税品の大幅な拡充など規制改革の成功事例だ」との見方を示し、「さらなる大台を目指す」と強調。地方の外国人観光客の受け入れ態勢の遅れも指摘し、「地方創生に資するよう、地方に観光客の方が行き渡るように、さまざまな対策をしっかりと取っていく」と語った。 

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