【ジュネーブ共同】世界の自動車メーカーが開発を進める自動運転システムについて、車の国際的なルールを定める国連機関が安全基準の策定に乗り出したことが18日、分かった。日本とドイツが提案し、高速道路の走行に関する基準を早ければ2017年3月に採択する見通し。参加国は基準に沿って国内法を整備する。日本メーカーは東京五輪が開かれる20年までに高速道での自動運転の実用化を目指しており、基準が明確になることで普及へ弾みがつきそうだ。

 国連の交渉関係者が明らかにした。自動車の安全基準に関する議論はジュネーブの「国連自動車基準調和世界フォーラム」で行われている。

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