吹雪の中を歩く人たち=19日午前8時45分ごろ、北海道釧路市のJR釧路駅前
共同通信社

 気象庁は19日、強い冬型の気圧配置の影響で、北海道や東北、東日本と西日本の日本海側を中心に大雪の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。東北と新潟では延べ約5万戸で停電が発生。冬型は20日にかけて続き、九州、中四国、東海などの山間部で大雪が見込まれ、平野部でも雪が積もる可能性がある。交通の乱れ、雪崩、落雪などにも注意を求めた。

 北海道の根室地方では潮位が高くなり、浸水の恐れがあるとして、約4千世帯の約9700人に避難勧告が出された。潮位が高い状態は20日まで続くとみられ、厳重な警戒が必要とした。