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ZMPとジグソーは1月19日、Linuxをベースにセキュリティやパフォーマンスを強化した自動運転用リアルタイムOS「IZAC-OS」の共同開発を開始したと発表した。

IZAC-OSは、膨大なタスク処理のマルチコア、マルチプロセスなどを内在化し、時間的制約と重要度両面における自動判断を行い、自動運転のためのマップ・DBなどのビッグデータの利用や膨大なカメラデータの転送制御、取得データの全ロギングをはじめ、データ収集・マップ配信・ソフトウェア更新において、広域かつ最適ネットワークに接続していくことが要求される自動運転ソフトウェアを支える。

ジグソーは、同社が保有するコンテナ型セキュアOSテクノロジーをベースにしたIZAC-OS向けオリジナルカーネルの提供をすでに開始しており、両社は今後、公道実験などを通してさまざまなセキュリティや耐久性に関するテストを繰り返し、IZAC-OSを共同で開発していくという。またZMPは、同社製品である自動運転向け車載コンピューター「IZAC」のOSをIZAC-OSへ移行していく計画だ。