国土交通省
共同通信社

 国土交通省は18日、長野県軽井沢町のバス転落事故を受け、中小の貸し切りバス事業者を対象に、安全運行の管理体制について、月内にも一斉監査に着手する方針を固めた。事故を起こした「イーエスピー」(東京)のようなずさんな実態が他社に広がっていないかを調べ、道路運送法違反があれば行政処分する。観光庁も旅行業法に基づき「格安バスツアー」などを企画する旅行会社に対し、近く集中的な立ち入り検査を実施する。

 国交省は貸し切りバス事業者に対する一斉監査の対象を、全国約4500社のうち、「イーエスピー」と同様に開業から日が浅い中小事業者とする考え。

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