母親に抱きかかえられ、医療用小型ジェットに乗り込む翁長希羽ちゃん=19日午前、関西空港
共同通信社

 心臓の働きが低下する拡張型心筋症と診断された翁長希羽ちゃん(1)が19日、米国で心臓移植手術を受けるため、両親らと医療用小型ジェットで関西空港を出発した。ニューヨークのコロンビア大病院に入院し臓器提供者が見つかるのを待つ。

 希羽ちゃんは、沖縄県浦添市の会社員翁長司さん(39)の長女。

 「のあちゃんを救う会」によると、手術は過去の事例から渡米後1~3カ月に実施される見通しで、帰国は半年~約1年後を見込んでいる。

 希羽ちゃんは熊本市の病院で出生後、間もなく拡張型心筋症と診断された。