事故を起こしたスキーツアー大型バスとみられる車両の監視カメラからの映像。国交省が公開した(同省提供)
共同通信社

 国土交通省は20日、長野県軽井沢町のバス事故現場の約250メートル手前と約1キロ手前にそれぞれ設置されている監視カメラの、事故当時の映像を公開した。

 約250メートル手前のカメラの映像では、事故を起こしたとみられるバスが、センターラインをはみ出しながらS字カーブの最初の左カーブに進入。その後、左車線に戻りながら右カーブを抜けていった。

 写っていたのは約5秒間で、ブレーキランプは明るく点灯しているように見え、スピードもかなり出ている様子だった。事故現場は写っていなかった。

 長野県警や国交省は映像を解析し、事故に至った状況を詳しく調べる。