上田市の整備工場で、転落事故を起こした大型バスを調べる長野県警の捜査員=19日午前
共同通信社

 長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが転落し15人が死亡した事故で、現場の約250メートル手前に設置された監視カメラに、事故を起こしたとみられるバスが蛇行しながら走っている様子が写っていることが19日、国土交通省への取材で分かった。

 また、ガードレールが激しく破損した状況や路面のタイヤ痕から、バスが事故直前の下り坂を、制限速度の時速50キロを超えるスピードで走行していたとみられることも捜査関係者らへの取材で判明した。死亡した運転手が大型バスに不慣れだったとの情報があることから、運転技術に問題がなかったかも捜査する。