【ワシントン共同】米商務省が20日発表した2015年の住宅着工件数(季節調整前)は、前年比10・8%増の111万1200戸となり、6年連続で前年を上回った。件数ベースで07年(135万5千戸)以来の高水準で、米住宅市場の力強い回復を示した。

 雇用回復の堅調さや、米連邦準備制度理事会(FRB)による超低金利政策が追い風となった。

 同時に発表した15年12月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月比2・5%減の114万9千戸。市場予想の120万戸を下回った。前年同月比は6・4%増。

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