リコー、免税販売に必要な帳票の作成を効率化するシステムを発表 | ニコニコニュース

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リコーは1月22日、日本を訪れた外国人観光客が免税店で買い物をした際に必要となる消費税の免税手続きを効率化する「RICOH カンタン免税アプリ」の発売を発表した。

新製品は、免税販売に必要な「購入記録票」「購入者誓約書」を簡単かつスピーディに作成することにより、免税販売の手続きをスピードアップし、外国人観光客の対応時間の短縮を支援するもの。パスポートをスキャンすると、免税販売時に必要になる「輸出免税物品購入記録票」「購入者誓約書」の項目にパスポートから読み取った旅客情報を自動入力した上で出力することができる仕組みとなっている。また、英語、中国語、韓国語などの言語を判別し、各帳票の注意事項などを、各言語での記載に自動対応するという。

今回の免税対応システムは、A4デジタルフルカラー複合機「RICOH MP C306シリーズ」に対応した複合機版の「RICOH カンタン免税アプリ for MFP」と、タブレット版の「RICOH カンタン免税アプリ for Tablet」の2種類が用意されている。タブレット版はタブレットのカメラ機能を利用するため、専用スキャナは不要となっており、各種リコー製プリンタと組み合わせて利用することができる。印刷は、RICOH Smart Device Print&Scan対応機種で行うことが可能。

複合機版もタブレット版も、価格は8万円(税別)。発売日は、複合機版が3月上旬、タブレット版が2月1日の予定となっている。