【ワシントン共同】4回目の核実験を実施した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の追加制裁決議草案として、オバマ米政権が北朝鮮への石油輸出禁止や北朝鮮産鉱物資源の輸入禁止、北朝鮮唯一の航空会社、高麗航空の領空通過拒否を中国など関係国に打診していたことが21日分かった。外交筋が明らかにした。

 いずれも北朝鮮と国境を接し、最大の貿易相手国である中国の行動が不可欠な措置。北朝鮮だけでなく、同国への影響力行使に及び腰の中国に圧力をかける狙いがある。

 日本政府は「厳しい制裁が必要だとする日本側の意向が反映されている」(外務省幹部)と支持している。

全文を表示