高城亜樹、AKB卒業コンサートで決意新た「挑戦し続けたい」 | ニコニコニュース

高城亜樹の卒業コンサートに、OGで同期の野中美郷(右)も駆けつけた(C)ORICON NewS inc.
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 AKB48の高城亜樹と永尾まりやの合同卒業コンサートが21日、東京ドームシティホールで行われた。6期生の高城、9期生の永尾とゆかりの深いメンバーが出演。卒業生の内田眞由美と野中美郷、NGT48に移籍した北原里英、SKE48に移籍した大場美奈と山内鈴蘭、NMB48に移籍した市川美織も駆け付け、女優を目指してグループを巣立つ2人を送り出した。

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 コンサートは高城、永尾の各コーナーを交互に進行。“最後の6期生”高城のコーナーでは、ステージ上の巨大なこたつで北原里英と大家志津香らとともに思い出話に花を咲かせた。北原が「ファンの方からよく、あきちゃ(高城)ときたりえ(北原)とこじはる(小嶋陽菜)のあの曲をやってほしいと言われる。小嶋さんはスケジュールが合わず来れなかったので、(小嶋パートは)大家がやります」といたずらっぽく笑うと、大家は「おっぱいだけ見ていただければ小嶋さんです!」と胸を張り、「ハート型ウイルス」を披露した。

 中盤には、高城が所属したユニットで昨年11月に解散したフレンチ・キスの「If」を、中田ちさとが歌い始めようとしたところで、ステージ裏からうつ向きのメンバーが姿を現した。同ユニットの柏木由紀登場かとステージ上のメンバー、観客がざわざわするなか、映しだされたのは、昨年10月に卒業した内田眞由美だった。

 「焼肉『IWA』の内田です。おまたせ!」とおどけると、宮崎美穂らメンバーは「待ってないよ! 呼んでないよ!」と容赦ないブーイング。内田はおかまいなしに「久しぶりにステージに舞い降りてきて、あきちゃのために一曲歌いたいと思います」と言ってコートを脱ぎ捨てると、高城をバックダンサーに付け、「渚のCherry」をセンターで歌って盛り上げた。

 終盤には、高校に一緒に通った仲という同い年で5期生の北原とともに「思い出のほとんど」を涙ながらに熱唱。北原が「相手に私を選んでくれてうれしく思います」とあいさつすると、「あきちゃの唯一の同期である、みちゃが来てくれました」と14年4月に卒業した野中美郷を呼び込んだ。ステージ上で野中と抱き合った高城は「みちゃとずっと一緒に歌いたかった曲」として「向日葵」を歌い上げた。

 2012年11月~14年2月まで兼任していたインドネシア・ジャカルタの姉妹グループ・JKT48のメンバーがVTRでコメントを寄せたほか、大家と北原が送辞。高城はファンに向けて「皆さんが応援してくれてるから立ち止まりたくない。ずっと前を向いて挑戦し続けたいんです。皆さんは私のアイドル生活の誇りです。私はこれからしっかり前を見つめて自分の道を進んで行きたいと思います」と決意を新たにしていた。