国際通貨基金のラガルド専務理事(ゲッティ=共同)
共同通信社

 【ダボス共同】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は22日、今夏の任期切れに伴う次期専務理事の選考に出馬する考えを表明した。訪問先のスイス・ダボスでフランスのテレビ局のインタビューに応じた。既に米国や英国、ドイツ、フランス、中国といった主要国の支持を得ているとされ、続投が有力視されている。

 現在1期目のラガルド氏の任期は7月5日まで。IMFは今月21日から次期専務理事の選考を始めると発表、3月3日までに終えたいとしている。任期は5年。

 専務理事ポストは歴代、欧州主要国が独占してきており、一部の新興国には批判的な見方もあるとされる。

全文を表示