​インフルエンザ対策で乳酸菌に注目 | ニコニコニュース

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1月19日放送、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)では、インフルエンザ対策で乳酸菌に注目。15日にインフルエンザが流行期に入ったと厚生労働省が発表した。年を越してからの発表は実に9年ぶり。今年のインフルエンザの傾向と対策はどのようなものだろうか。現在インフルエンザは37都道府県で流行している。50人にインフルエンザ対策として行っていることを聞いた所、うがい手洗い、予防接種、乳酸菌を飲むなどが挙がった。永井医師は手洗いがもっとも需要だとアドバイスした。

インフルエンザ対策として乳酸菌を取る人が増えている。授業前に乳酸菌飲料を配布する学習塾や、乳酸菌を用いたメニューを提供する店も登場しているという。これらについて永井医師は、「乳酸菌がインフルエンザに本当に効くかどうかを判断するにはまだデータが不足しているが、そういう傾向はあるようだ」とコメントした。

インフルエンザの特徴は、風邪に比べて急激に症状が進行する点だ。また無熱のインフルエンザもあり、自分がインフルエンザだと気づかず他人にうつしてしまうことも多いのだという。インフルエンザには「A香港型」「A H1N1型」「B型」があり、今年は2月以降B型が流行する可能性が高い。

予防接種は100%効くという保証はない。だが若い人の発症は8割程度抑えられる。高齢者には効果が薄い。しかし重症化を抑えられる効果は高いので予防接種は受けるべき。また今年は流行が遅いため、予防接種の効果は5ヶ月程度ということでもう一回打つ必要があるのか判断したほうが良いようだ。インフルエンザは症状が疑われたらすぐに検査で調べたほうが良い。去年インフルエンザにかかったからといって今年かからないということはないので、毎年ワクチンは打ったほうが良い。

世界中では、さまざまなインフルエンザ対策が行われている。アメリカではブドウ糖が含まれているという理由から、ホットコーラを飲んでいる。フィンランドではサウナでウィルスの死滅を試みるという。中国では室内の温度を高め、ウィルスの拡散を抑えるために水と酢を煮る。スイスでは耳に玉ねぎを入れる。ロシアではウォッカにコショウを入れて飲む。メキシコではサボテンでマッサージをするなど、いろいろだ。