マンCが敵地で手痛いドロー…アグエロ2ゴールも逆転には至らず | ニコニコニュース

2ゴールを挙げたFWアグエロ [写真]=Getty Images
サッカーキング

 プレミアリーグ第23節が23日に行われ、ウェストハムとマンチェスター・Cが対戦した。

 リーグ戦22試合を終え、13勝4分け5敗の勝ち点43で3位につけるマンチェスター・C。勝ち点差1でレスターとアーセナルを追う中、アウェーゲームに臨む。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレとスペイン代表MFヘスス・ナバスを先発メンバーに復帰させた。

 試合はいきなり動いた。開始早々の1分、ウェストハムのシェイク・クヤテが左サイド深くまで突破。ゴール前へのクロスにエネル・バレンシアがダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 キックオフから55秒ほどで先制を許したマンチェスター・Cも、9分に反撃。セルヒオ・アグエロがペナルティーエリア左側で倒されてPKを得ると、自らゴール左隅に蹴り込み、同点に追いついた。前半は1-1で終了した。

 同点で迎えた後半、先手を取ったのはまたもウェストハムだった。56分、右サイドからのロングスローに反応したエネル・バレンシアがペナルティーエリア内で相手DFをブロックし、ボールを確保。ゴール方向に身体を向け、そのまま右足で流し込んだ。エネル・バレンシアの自身2得点目で、ウェストハムが2-1と勝ち越しに成功した。

 再びビハインドを負ったマンチェスター・Cは、67分にラヒーム・スターリング、76分にケレチ・イヘアナチョを投入。前線を活性化して打開を図る。そして81分、ペナルティーエリア内でこぼれ球に反応したアグエロが右足で合わせ、同点ゴールを挙げた。

 アグエロの2ゴールで2度追いついたマンチェスター・Cだが、逆転には至らず。試合は2-2で終了し、勝ち点1を分け合う結果に終わった。マンチェスター・Cは暫定2位に浮上したが、日本代表FW岡崎慎司が所属する首位レスターとの勝ち点差は3に広がった。

 マンチェスター・Cは次戦、27日のキャピタル・ワン・カップ準決勝でエヴァートンと対戦する。

【スコア】


ウェストハム 2-2 マンチェスター・C

【得点者】


1-0 1分 エネル・バレンシア(ウェストハム)
1-1 9分 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
2-1 56分 エネル・バレンシア(ウェストハム)
2-2 81分 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)