S・スタローン、『クリード』出演依頼は“たまらなく悲痛だった”と告白 | ニコニコニュース

『ロッキー5/最後のドラマ』で親子共演を果たしたシルヴェスター・スタローンとセイジ・スタローン(C) AFLO
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 出世作となった『ロッキー』シリーズから40年、『クリード チャンプを継ぐ男』で再びロッキー・バルボア役に返り咲いたシルヴェスター・スタローン。第73回ゴールデン・グローブ賞では助演男優賞を獲得。日本時間2月29日に開催される第88回アカデミー賞でも助演男優賞候補に選出されたが、監督のライアン・クーグラーに出演を依頼された当初は、実の息子セイジ・スタローンが急死したこともあり「やりたくなかった」とCloser Weekly とのインタビューで明かした。

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 スタローンは2012年7月に36歳だった息子セイジを心臓発作で亡くしている。監督からオファーを受けた後だったため、「しばらく時間がかかった。本当にやりたくなかった。たまらなく悲痛で辛いことだ。区切りがつかない。何の施しようもない」と当時を振り返ったスタローン。しかし演技に救われたという。「演技というのは、演技することで解放されるという素晴らしさがある。演技することで慰みを得ることが出来る」と語っている。

 セイジへのトリュビュートとなっている『クリード チャンプを継ぐ男』。セイジはシリーズ第5弾『ロッキー5/最後のドラマ』(90)でロッキーの息子ロッキー・ジュニアを演じており、『クリード チャンプを継ぐ男』では写真で登場。ロッキーの口からバンクーバーに移り住んだことが語られた。