「HTC One M10 Perfume」、SoC異なる2機種を用意 ―3月発表か | GGSOKU - ガジェット速報

HTC関連のリーク情報で知られるTwitterアカウント@LlabTooFeR氏は21日、台湾HTCの次世代フラッグシップスマートフォン「HTC One M10 Perfume」が、MWC 2016とは別のイベントで発表されることになると伝えています。MWC 2016は、現地時間2月22日からバルセロナで開催される予定の携帯電話関連の展示イベント。

hoc-one-m9

画像は「HTC One M9」

HTC One M10 Perfumeは、以前の情報でも単独の発表会が準備されていると伝えられており、3月まで発表されず、発売は4月になるだろうとされていました。@LlabTooFeR氏が今回伝えた情報によって、3月発表説がより濃厚となった形です。

@LlabTooFeR氏によると、搭載OSはAndroid 6.0.1(Sense 8.0)で、Snapdragon 820搭載モデルとMediaTek製SoC搭載モデルの2機種が用意されているとのこと。前者のモデルは欧米諸国向けとなり、後者は中国や東南アジア向けになるとしています。

HTC One M10 Perfumeは、昨年夏ごろからHTC O2というコードネームで伝えられていましたが、最近になってPerfumeというコードネームの計画に切り替えられていたことが判明しました(過去記事)。

HTC O2として伝えられていた情報と今回の情報を合わせたスペックは以下の通り。

ディスプレイ6.0インチ WQHD(2560×1440)ディスプレイ
OSAndroid 6.0.1 Sense 8.0
SoCクアルコム 64-bit クアッドコア Snapdragon 820
またはMediaTek製SoC
RAM4GB
ストレージ64 / 128GB
メインカメラ約2070万画素
フロントカメラ約500万画素
バッテリー3500mAh
その他防塵・防水機能

スペック表のほとんどは、O2として伝えられていたもので、開発コードネームが切り替えられているPerfumeとは異なっている可能性が十分にあります。デザインについては、「HTC One M9」と同系統になる見込みとされています。

不振が続くHTCにとって2015年は厳しい年となりましたが、同社初となるVRヘッドセット「HTC Vive」の一般販売も今年4月から開始される予定で、3月から4月にかけての発表イベントには期待がかかります。

[@LlabTooFeR氏[1][2] via 9TO5Google]