「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件で、産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)が県の調査に対し、昨年10月に壱番屋から廃棄委託されたビーフカツ4万枚の大半について「約80万円で販売した」との報告書を提出していたことが25日、代理人弁護士への取材で分かった。

 ダイコーは愛知県の調査に対し、昨年10月にビーフカツ約4万枚のうち、堆肥化した約7千枚を除く約3万3千枚を岐阜県羽島市の製麺業者「みのりフーズ」に販売したと認めていた。

 報告書では、ビーフカツについて「みのりフーズには『規格外のため廃棄委託を受けた』と説明した」としている。

全文を表示