新聞勧誘員を装い、購読料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は27日までに、詐欺の疑いで住所不定、無職宮田信一容疑者(58)を逮捕した。昨年3月と5月に顔写真などを公開し、指名手配していた。

 捜査2課によると、宮田容疑者は「約20年間に2千回くらいやった」と容疑を認めている。都内では昨年までに約350件の被害があり、宮田容疑者はうち約200件(被害計約230万円)に関与したとみられる。

 逮捕容疑は昨年2月、東京都江東区の女性看護師(45)宅に読売新聞の勧誘員を装って訪れ、1万2千円を詐取した疑い。

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