「なにか起こしてくれる」と信じていたDF植田直通「決勝は無失点で」 | ニコニコニュース

 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)準決勝が26日に行われ、U-23日本代表は2-1でU-23イラク代表を下してリオデジャネイロ・オリンピック出場を決めた。試合後、DF植田直通がインタビューに応じている。

 日本は26分にFW鈴木武蔵のクロスから久保が決めて先制に成功。ところが43分にセットプレーの流れから同点ゴールを許してしまう。それでも後半アディショナルタイム3分、クロスボールのこぼれ球をエリア手間で拾ったMF原川力が左足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。

 最終ラインの要としてチームを支えた植田は、「厳しい戦いになるのは分かっていましたけど、最後まで凌ぎ切って、なにか起こしてくれんじゃないかと後ろから思っていたんで、しっかり決めてくれて嬉しいです」と、前線の選手を信じていたと語り、勝利を喜んだ。一方で、「でも1失点してるんで、まだまだ次への課題が残ってる」と、無失点で抑えられなかったことに悔しさをのぞかせた。

 それでも「試合を重ねるごとに日々成長していることは感じる」と守備陣の成長には手応えを感じているようで、「まだあとひとつ決勝があるので、そこは無失点でいきたいです」と、決勝に向けて意気込んでいる。

 日本は30日に行われる決勝で、アジアチャンピオンの座をかけてU-23カタール代表とU-23韓国代表の勝者と対戦する。