東京証券取引所=東京・日本橋兜町
共同通信社

 27日の東京株式市場は、原油先物相場の落ち着きを好感した買いが優勢となり、日経平均株価(225種)が大幅反発した。終値は前日比455円02銭高の1万7163円92銭となり、1万7000円台を回復した。1月14日以来、約2週間ぶりの高値水準。

 東証1部の全銘柄の約95%が上昇した。東証株価指数(TOPIX)は40・47ポイント高の1400・70。出来高は約22億5700万株。

 年明け以降の株価急落の原因となっていた原油安が一服し、投資家心理が好転した。26日の米国市場では、原油価格上昇や米経済指標の改善で大幅反発。東京市場もこの流れを受け、買いが先行した。

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