今季開幕に向けて改修工事中の楽天の本拠地コボスタ宮城は29日、報道陣に公開され、内外野に天然芝を敷き詰めた新たな装いでお目見えした。人工芝から天然芝への張り替えは、球場改修の目玉の一つ。17日に張り付け作業が完了して以降ここまで降雪の影響もなく、今後は3月25日の開幕戦に向け、しっかり根付くのを待つのみとなった。

 天然芝は下半身への負担が少ないとされ、この日は土や芝の自然な匂いが香り立った。視察した新外国人のアマダーは「こんなに素晴らしい球場でプレーできるとは想像していなかった」と感激の面持ちだった。

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