【ロンドン時事】ロイター通信などによると、ロシアのノバク・エネルギー相は28日、サウジアラビアが各産油国の生産量を最大5%削減する提案を行ったことを明らかにした。大幅な供給過剰で低迷が続く原油価格の下支えを狙い、石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアが、OPECの枠を超えた協調減産の可能性を模索しているもようだ。

 国際石油市場ではこの報道を受け、指標となる英国産北海ブレント先物が急伸、1バレル=35ドル台を回復した。 

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