「仮面ライダークウガ」葛山信吾らキャストの15年ぶり再集結にファン歓喜! | ニコニコニュース

15年ぶりの再会を果たした「仮面ライダークウガ」 メインキャストら
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オダギリジョーが主演を務めた「平成仮面ライダー」シリーズ第1弾「仮面ライダークウガ」のブルーレイ発売を記念し1月28日、葛山信吾、松山鷹志、酒井一圭、たなかえり、元女優の千崎若菜さん、プロデューサーの高寺成紀氏が、東京・新宿バルト9でトークイベントを行った。15年ぶりとなるメインキャストの集結に、集まった430人のファンは歓喜の声をあげた。

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クウガに変身する五代雄介(オダギリ)とともに戦う刑事・一条薫役を演じた葛山は、冒頭の挨拶からエンジン全開で、「そういえば今頃五代はどうしているんだろうな?」と役になりきり、五代の妹・五代みのり役で現在は女優業を引退した千崎さんに「お兄ちゃんどうしてるの?」と尋ねて会場を沸かせていた。

この日は、オダギリや葛山をはじめとするメインキャストと制作スタッフが当時を振り返るドキュメンタリー作品「検証 ドキュメント・オブ・クウガ」が上映され、登壇陣も「仮面ライダークウガ」の偉大さを改めて実感した様子。葛山は制作陣の葛藤や熱い思いに心を打たれたようで、「僕がここに並ばせて頂くのは申し訳ない。当時の(制作の)皆さんの思いを改めて聞かせて頂いた。今後役者を続けていく上で何か悩んだときはこれを見ようと思いました」と最敬礼だった。

高寺氏は、「この収録は僕のパートだけで6時間かかった。オダジョーが4時間くらい」と言い、「語り出すときりがないという感じはする。15年目でまだ語っている。後ろ向きな意味じゃないですが、(自身にとって)ちょっとしたピークでしたね」と思い入れの深さを語った。さらに、「たまたまオダジョーとこれを見る機会があって、『真面目ですね……』とコメントしてましたよ」とオダギリの様子を明かし、ファンの関心を集めた。

また千崎さんが、「今でも妹として大事にしてくれて、私の過去は知らないことはないんじゃないかというくらい」とオダギリとの親交を明かすと、高寺氏は「オダジョーも結婚式に行ったんだよね。その後どうですか?」と"追撃"。すると千崎さんは苦笑いを浮かべ、「ひとつ大人になりまして、バツがちょっとついちゃいました」と離婚していた事実を突然告白し、登壇陣を驚かせていた。

同作は、テレビシリーズとしては11年ぶりに「仮面ライダー」として、2000~01年にかけて放送された特撮ドラマ。謎のベルトの力で戦士クウガに変身する五代と、人間を殺すゲームに興じる超古代民族グロンギとが繰り広げる戦いを描いた。「仮面ライダークウガ Blu-ray BOX1」は発売中。「検証 ドキュメント・オブ・クウガ」が収録される「BOX2」は3月9日、「BOX3」は5月11日から発売。価格は各2万2800円(税抜き)。