【ワシントン共同】米国務省のトナー副報道官は28日の記者会見で、甘利明前経済再生担当相の辞任に関し、環太平洋連携協定(TPP)への影響はないとの見方を示した。「署名が遅れることはない」と述べた。

 トナー氏は、甘利氏辞任をめぐる詳細は把握していないとした上で、一般論として「世界中の国々にとって、汚職は深刻な脅威だ」と語った。