新国立競技場の建設予定地(手前)。奥は新宿御苑=2015年12月、東京都新宿区(共同通信社ヘリから)
共同通信社

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の新たな建設計画で、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は29日、大成建設などの共同企業体(JV)と設計業務に関する契約を約24億9千万円で結んだと発表した。白紙撤回を経て再スタートしたプロジェクトは19年11月の完成予定に向け、本格的な設計段階に入る。

 今後は設計と並行し、約1490億円と提示された総工費の交渉や建築確認申請などの手続きを進める。年内に工事請負契約を結び、着工する予定。

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