【ロンドン共同】ロシアのノバク・エネルギー相は28日、石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアから産油各国による最大5%の生産削減の提案があったと明らかにした。OPECの加盟国と非加盟国が協調減産に乗り出し、歴史的な低水準にある原油価格の引き上げを目指すのが目的。加盟国、非加盟国の閣僚級会合開催の提案もあったという。ロイター通信が伝えた。

 ノバク氏は閣僚級会合について、ロシアは出席する用意があると述べた。会合は2月に開かれる可能性がある。

 ノバク氏の発言を受けニューヨークの原油先物相場は急伸し、一時1バレル=34ドル台に乗せた。

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