小倉智昭、『鑑定団』制作陣に怒り! 石坂浩二に同情し「こんなの不自然」 | ニコニコニュース

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テレビ東京系『開運!なんでも鑑定団』で俳優・石坂浩二(74)の発言が意図的にカットされているとの報道を受け、小倉智昭キャスター(68)が29日、フジテレビ系『とくダネ!』で石坂に同情した上で、番組ファンの立場から、制作サイドに向けて"怒り"のメッセージを送った。

3月いっぱいで同番組を降板するとも報じられている今回の騒動。番組内で取り上げられると、小倉キャスターは冒頭から「石坂さんあっての鑑定団だと思う人は、私も含めてかなりいると思う」と訴え、特に気に入った回は録画して保存するほどの鑑定団ファンであることを打ち明けた。過去の映像をあらためて確認し、「最近は本当に石坂さん出てこないんです」と実感したという。

「こんなのは不自然」「残念」と意図的な編集に怒りをあらわにし、最近ではあまり見なくなったという小倉キャスター。番組内ではテレビ東京関係者の「体調不良による不規則発言が増えたためカットしている場合もある」という証言が紹介され、小倉キャスターは「確かに74歳ですけど、そんなの微塵も見せませんよ」とそれをバッサリと切り捨て、「手先の器用な方で、料理もやる。今だって絵を描いてるし、造形物だって作っているわけだから」と例を挙げながら、「それはね、ちょっと言い過ぎでしょと思いました」と石坂に同情した。

さらには、「不規則発言が多くなってるんだとしたら、マイクを向けられた時に何でもしゃべっちゃいますよ」とも指摘。前夜、『とくダネ!』スタッフは石坂の自宅前を直撃し、22時頃という遅い時間にも関わらず、石坂は終始にこやかに紳士的な受け答えで、「今は甘利さんの方が大変ですよ」と時事ネタも交えて逆に取材スタッフを和ませていた。

その直撃取材の中で、石坂は毎回放送を欠かさずチェックしていることを明かしながらも、「(意図的な編集疑惑については)言えないというか言わないことにしているんですけど。たとえ感じることがあっても私個人の問題ですからね」。制作スタッフとの揉め事が原因とも報じられているが、「さぁ、分かりません」と明言を避け、番組降板についても「それもまだはっきり分かりません」と多くを語らなかった。

来週には次の収録が控えているという石坂。いつもと変わらない気持ちで収録に臨むと言い、「番組が面白くなればいい」「(収録の雰囲気などを)変えたらプロとして失礼ですから。普通にやります」と答え、笑顔を見せていた。