【ロンドン時事】甘利明経済再生担当相が辞任したことについて、英メディアも大きく報じた。BBC放送は28日のニュース番組中に速報。電子版では、日本で「アベノミクス」への疑念や、環太平洋連携協定(TPP)に対する反対論が高まる可能性があると論評した。

 英紙ガーディアンは「停滞する経済の再生を目指す安倍晋三首相にとって打撃になる」と指摘。「世界第3位の経済大国をデフレから脱却させる安倍首相の取り組みを挫折させることにつながりそうだ」と伝えた。