31日未明、三菱重工業長崎造船所(長崎市)の香焼工場で建造中の豪華客船「アイーダ・プリマ」で、段ボール箱などが燃えているのを外国人作業員が見つけ、火を消した。けが人はなかった。船内での火災は1月に入り3度目。長崎県警大浦署は、放火の可能性もあるとみて調べている。

 大浦署や地元消防によると、火元は客船内の通路。複数の段ボールや断熱材などが燃えた。出火時は周囲で作業をしておらず、火の気もなかったという。

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