30日午後5時5分ごろ、京都府宇治市炭山乾谷の山中で、京都府警宇治署地域課の男性巡査(24)が頭から血を流して倒れているのを署員が発見した。巡査は搬送先の病院で死亡が確認された。

 額に拳銃で撃った痕があり、同署は自殺とみて調べている。

 同署によると、付近の住民から「警察のバイクが路上に止められている」と通報があり、署員が捜していた。

 巡査が倒れていたのは、勤務していた交番から東北東に約2・7キロ離れた場所だった。遺書などは確認されておらず、30日の昼ごろに交番で上司の女性警部補が見かけた際、巡査に変わった様子はなかったという。