兵庫県加西市立北条中で1月、国語の男性教諭(26)が授業中に1年の男子生徒(13)を注意した際、髪の毛にライターの火を近づけ焦がしていたことが2日、同市教育委員会への取材で分かった。生徒にけがはなかった。

 市教委によると、教諭は1月20日午後2時半ごろ、担当する国語の授業中に「姿勢が悪い」と生徒を注意。ライターを取り出して火を付け、生徒の頭に近づけて髪の毛を焦がしたという。

 その後、教諭は生徒らに「冗談のつもりだったが不適切だった」とわび、同日夜には生徒の自宅を訪ね保護者に謝罪した。