日本体育協会が中心となり、国内スポーツ団体の新たな拠点として2019年をめどに新国立競技場(東京都新宿区)周辺に建設する予定の新ビル内に「五輪博物館」を設置する構想があることが1日、関係者の話で分かった。今後、日本オリンピック委員会(JOC)が中心となって本格的に検討を進める。

 日本体協とJOCは、両団体や多くの競技団体が事務局を構える岸記念体育会館(東京都渋谷区)の老朽化を受け、明治神宮外苑地区に新ビルを建設して移転する方針を固めた。当初、競技場にスポーツ博物館を併設することを計画していたが、整備費削減のため見送られた。

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