ちょんまげ姿で映画の撮影に臨む羽生結弦さん((C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会)
共同通信社

 銀盤のプリンスが銀幕の殿様に―。フィギュアスケート選手の羽生結弦さんが5月公開の映画「殿、利息でござる!」に出演すると、松竹が3日発表した。地元宮城が舞台の時代劇で殿様役を演じ、初々しいちょんまげ姿を披露。羽生さんが役者として演技をするのは初めてという。

 映画は、磯田道史さんの著書「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」が原作。仙台藩の宿場町を困窮から救うため、藩に大金を貸し付け、利息を得る事業に挑んだ庶民たちの実話を基に描く。

 松竹によると、羽生さんは仙台藩主の伊達重村役で、昨年7月に撮影した。

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