茨城県笠間市議でJA常陸(同県常陸太田市)の男性職員(47)が、女性職員にセクハラ発言をしたとして、諭旨解雇の懲戒処分を受けていたことが3日、分かった。ほかに、同席していた8人をセクハラ発言に同調したり、注意する義務を怠ったりしたとして処分した。1月22日付。

 JA常陸によると、男性職員は昨年12月の忘年会で、女性職員に服を脱ぐよう指示したり、みだらな発言をしたりした。別の職員4人も男性職員の発言を助長するようなセクハラ行為があったと認定、降職や降格とした。女性を含む管理職4人はセクハラ発言を制止する義務を怠ったとして降格や戒告とした。