日経平均終値は146円安、一時プラスも企業業績悪化を懸念

日経平均終値は146円安、一時プラスも企業業績悪化を懸念
サーチナ

 4日の日経平均株価・終値は前日比146円26銭安の1万7044円99銭。朝方はドル・円が1ドル=117円台まで円高に振れたことが嫌気され、売り優勢で始まった。本格化している企業の決算発表で、主力企業の見通し引き下げが相次いでいることから、景気の先行き不透明感も意識された。後場には黒田東彦日銀総裁の金融政策をめぐる発言を受けて一時プラス転換したものの、買いは続かず再び1万7000円近辺まで売り込まれた。

 業種別では、小売り、水産・農林、保険が下落。一方、非鉄金属、鉱業、パルプ・紙は上昇した。(編集:松浦直角)