今季前半はドルトムントでプレーしたヤヌザイ [写真]=Bongarts/Getty Images
サッカーキング

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が、イギリス誌『Four Four Two』3月号のインタビューに応え、先日退団したベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイについて言及した。同誌公式HPが3日にコメントを伝えている。

 現在20歳のヤヌザイは、昨夏の移籍市場閉幕直前にマンチェスター・Uからドルトムントへ1年間のレンタル移籍で加入したが、公式戦12試合出場でノーゴール。出場機会も増やすことができなかったため、1月に契約を切り上げてマンチェスター・Uへの早期復帰を遂げていた。

 トゥヘル監督は「彼の一部はいつだってマンチェスターにあった。我々は、彼のへその緒を断ち切る手助けができなかったんだ」と自身の指導を反省。一方で、「彼は完全に溶け込もうとはしなかった。いつも全てをユナイテッド時代と比べていた」と、ヤヌザイへの批判も口にしている。