Twitter伸び悩んで、ゼロ成長

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Twitterがんばれっ!

第4四半期のツイッターのアクティブユーザーは3億2千万人で、第3四半期から平行線のゼロ成長でした。これはあまりいいニュースではないんですが、もうちょっとよく注目してみるとさらに悪い空気が。

Twitterは去年から「SMSファストフォロワー」と呼ばれるTwitterアカウントを登録しなくても、テキストメッセージのみで更新を受け取るサービスのみを利用している人も、月あたりのアクティブユーザー数にカウントし始めています。今日発表されたTwitterのユーザーレポートを見てみると、このSMSファストフォロワーを除いた数が、3億700万人から3億500万人に減少しています。

一方で、明るいニュースもあります。アクティブユーザーは3億2千万人と、前年よりも9%アップ。さらに、会社の売り上げは前年の4億7900万ドルから7億1千万ドル(約800億円)に伸びています。でも、Twitterはそれでも赤字なのは変わっていないようで、2014年には5億7700万ドル、そして2015年には5億2100万ドルの損失を出しています。

Facebookは相変わらず成長し続けていますが、停滞中のTwitter、ちょっと苦しいみたいですね。ユーザーの大きな獲得をしていかないといけません。

とはいうものの、Twitter自身は問題を抱えていることはよくわかっているようで、昨秋ジャック・ドーシーがCEOに返り咲き、役員たちが辞めさせられるといったことも。今日、Twitterはタイムライン機能を発表。そしてFacebookのようなタイムラインに変えていこうとしてるとの噂も。Twitterのもともとのユーザーたちはあまり気に入らなそうですが、会社が生き抜くためには必要な変化なのかもしれません。


Mario Aguilar - Gizmodo US[原文
(リョウコ)