講談社は18日までに、一昨年発売した子ども向け雑誌の付録のマニキュアから、微量の発がん性物質ホルムアルデヒドが検出されたと発表した。「健康被害の恐れはないが、アレルギー反応を起こす可能性がある」として使用中止を呼び掛け、近く回収を始める。

 対象の雑誌は一昨年10月発売の幼児誌「おともだちピンク」2014年11月号と、同年12月発売の漫画誌「なかよし」2015年1月号。

 それぞれの付録だった「ピンクマニキュア」と「グリッターネイル」から1グラム当たり約40マイクログラムのホルムアルデヒドが検出されたという。