若手社員が思う「パワハラ」1位は | ニコニコニュース

ちなみに、20~30代男性会社員200人が「実際にされたことがある」と答えた中では、「『このバカ!』などと人前で仕事のミスを叱責される」(18.5%)が1位だった写真/PIXTA
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昨今、多くの企業が注意を払っているのが、「コンプライアンス」。「コンプラに関する研修やテストを会社で受けさせられた~」なんていう若手ビジネスマンも多いのでは。

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コンプライアンスのなかでも、会社員にとって特に身近な問題なのが、「パワハラ」だ。パワー=権力を持った上司から部下へ対する嫌がらせのことなのだが、難しいのが「セクハラ」と同じく境界線があいまいなこと。「相手がイヤだと思ったらパワハラです!」とはいうものの、現実問題、仕事なんだから、イヤだと思っても言えないことなんていくらでもあり得るわけで…。そこで、若手ビジネスマン世代と上司世代の両方に、「何がパワハラ?」と聞いてみた。(協力/アイリサーチ)

〈若手ビジネスマンがパワハラだと思うことTOP5〉


(20~30代会社員男性200人に調査。複数回答)

1位 「このバカ!」などと人前で仕事のミスを叱責される 46.5%


2位 飲みに無理やり付き合わされる 44.5%
3位 「君はいいよ」などと、仕事を全く与えてもらえない 34.5%
4位 意に沿わない異動を命じられる 33.0%
4位 「あの時のお前は…」などと、ずっと同じ話題で叱責される 33.0%

〈それぞれの理由やされた時のエピソードは…?〉


●1位 「このバカ!」などと人前で仕事のミスを叱責される
「モラハラだな。上司という立場を利用した。会社から出れば他人なのに」(28歳)
「頭が真っ白になった」(35歳)
「お前の方がバカだろと思うような奴に言われた」(37歳)

●2位 飲みに無理やり付き合わされる


「一杯だけ付き合え、と無理矢理連れて行かれた挙句、1~2時間滞在させられた。お金はほぼ割り勘だった。無理矢理連れて行くならせめておごれ」(26歳)
「帰って寝たいのに無理やり連れて行かれた。残業代入るならよかったのに」(28歳)
「説教をされるので楽しくないから嫌だ」(37歳)

●3位 「君はいいよ」などと、仕事を全く与えてもらえない


「一度のミスで全く仕事をさせてもらえなかった」(37歳)
「バカにされている」(37歳)
「もう慣れた」(32歳)
「それで早めに帰ったら次の日はなんで帰ったんだ? って怒られる」(28歳)

●4位 意に沿わない異動を命じられる


「家を買ったばかりで転勤を命じられ、『総合職には付き物だから』といわれ渋々従った」(39歳)
「異動の内示も人事からではなく直接言われたり転居が伴うのにもかかわらず3日前であったりとルーズ過ぎる」(33歳)

●4位 「あの時のお前は…」などと、ずっと同じ話題で叱責される


「もはや反省の気持ちもなにも感じず、ただ話が終わるまで、はい、はい、と云い続けた」(26歳)
「過去のミスから改善したものであっても事あるごとに同じことを蒸し返す」(33歳)

かなりフラストレーションが溜まっている様子のコメントが多数…。ちなみに、「特にパワハラだと思うことはない」という恵まれた環境にいる人、もしくはメンタル強めな人も、13.0%いた。

では逆に、上司世代の「パワハラ観」はいかに?

〈上司世代が「部下にこれをしたらパワハラだ」と思うことTOP5〉


(部下を持つ、40~50代会社員男性200人に調査。複数回答)
1位 一人だけ隔離された部屋に席を移す 67.0%
2位 飲みに無理やり付き合わせる 64.0%
2位 休日に呼び出して、飲みや遊びに付き合わせる 64.0%
4位 「このバカ!」などと仕事のミスを叱責する 63.0%
5位 軽く頭や身体をはたく 55.0%

2位「飲みに無理やり付き合わせる」、4位「『このバカ!』などと仕事のミスを叱責する」といった項目が若手世代と共通してランクインした。また、注目すべきはそれぞれのパーセンテージの高さ。上司世代のほうが、より強くパワハラを意識しているといえそうだ。

ただ、こういった行動以外にもパワハラにあたるケースはもちろんある。被害者にも加害者にもならないよう、心がけたいものだ。


(梵 将大)

※当記事は2016年02月18日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。