東燃ゼネラル石油は19日、4月に参入する電力小売り事業に関し、電気使用量が多い家庭向けの電気料金プランを追加すると発表した。毎月300キロワット時以上電気を使う家庭は割安になる。東京ガスもこのほど当初設定した電気料金を引き下げており、4月の電力自由化を控えて家庭向けの値下げ競争が熱を帯びてきた。

 東燃ゼネラルが追加投入する「まとめてプラン」は東京電力管内の顧客が対象。一定量までは金額が変わらない定額制で、300キロワット時、400キロワット時、500キロワット時の3段階を用意する。東電の現行料金より600円強〜1600円強安い。契約した量を超えても東電よりは割安という。 

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