【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は19日、シドニーで記者会見し、南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島への中国による地対空ミサイル配備に警戒感を示し、「建物建設や軍事拠点化、埋め立てを自制すべきだ」と中国に要請した。

 首相は「中国は衝突回避を望むなら、南シナ海問題を国際法を通じて解決する必要がある」と訴えた。中国側は以前から、南シナ海での領有権問題に豪州は無関係で、中立的立場を維持する必要があると反発していた。 

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